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電子問診システム Smart-問診

Smart-問診の導入で診療の質向上へ

富山大学附属病院様では、ぜんそくの問診(小児科)、めまいの問診(耳鼻咽喉科)、生活のしやすさに関する問診、苦痛症状緩和に関する問診等でiPadによる「Smart-問診」を採用されております。問診の回答結果は、電子カルテシステムに自動で取り込まれます。


2015年1月に電子カルテシステムを更新され、同年秋に電子問診票システム「Smart-問診」の導入を担当された医療情報部の中川先生は、「スタッフからは、業務効率面で評価が高く、患者さんからも不満は出ていない状況です。」とのことで、全病院展開を目指して活動を続けていらっしゃいます。

国立大学法人 富山大学附属病院
医療情報部 教授・部長
中川教授

電子カルテシステムとのタイムリーな連携(スタッフの作業負担の軽減)

紙の問診票では、フリーで記載することが可能で、高齢者でも記載できる利便性がありましたが、臨床現場では、文字の判読が煩わしい、2次利用しにくいなどの欠点がありました。
「Smart-問診」導入の最大のメリットは、診察開始時には、既に電子カルテ上で問診情報が参照、利活用できる状態になっている点です。また、紙の問診票の保存には、スタッフがスキャナ処理を行っていましたが、その作業負担の軽減にも役立っています。

問診テンプレート機能による作成のしやすさ、分かりやすい入力の実現

「Smart-問診」は、問診テンプレート機能を使うことで、問診票の入力画面を容易に作成することが出来ます。
作成にあたっては、高齢者にも分かりやすい入力にするために、一問一答形式を原則としました。「設問の分岐」、「記載項目の四則演算」、「Visual Analogue Scale表示」、「人体図の表示による部位の選択」等、患者さんにストレスを感じさせない操作に心がけました。

スピーディーなシステム導入

各種診療支援システムの導入事例は、数多く報告されていますが、アプリケーションライセンスの購入、端末のインストール、電子カルテシステムとの連携機能の開発など、費用面、管理面でかなり負担となっていました。
「Smart-問診」は、電子カルテシステム側の準備されたインタフェースに問診票情報の項目を合わせることで連携が可能です。端末インストールも、iPadの環境設定のみでアプリケーションのインストールは不要です。

そして、病院における無線LANの応用は広がっており、それらの無線LAN環境を活用することでさらに導入しやすくなります。

問診データの活用

耳鼻咽喉科における「めまい診療」の診断には、詳細な問診情報が極めて重要です。多忙な外来診察だけでは、患者さんとの十分な時間がとれない中で、待ち時間の間に「Smart-問診」で入力していただくことで、「患者参加型診療」を進めていきたいと考えています。近々の取り組みとしては、起立性調節障害の問診を作成し、大症状、小症状の加算演算により めまい疾患の診断基準等への応用に着手予定です。


試用版

Smart-問診試用版
Smart-問診(電子問診システム)のiPad用アプリと管理画面を操作できます。
対応機種:iPad2 以降
対応OS:iOS6 以上



AppStoreからタブレットにダンロードしてください。


ドキュメント

Smart-問診(電子問診システム)パンフレット
Smart-問診(電子問診システム)パンフレット